えぇっと久々の日録になります(ーー;)
二ヶ月ほど前から本当にまぁ激動というか、落ち着かない事だらけでした・・。
状況と気持ちが落ち着いたので、改めて報告させて頂きます。
大まかに申しますと、僕は今年の3月末に大学を(2年の留年を経て)卒業して
間もなく介護職員初任者研修の資格を取得、少し遅れた就活を経て
何とか内定を手に入れて現在に至ります。
が、卒業前後に若年性白内障が発覚して治療が必要と判断されました(T▽T)
アレルギー性のものらしく片目のみの発症で進行が早いという特徴で、
少々レアなケースに当たってしまいました・・。
異変の気付いてから生まれて初めての眼科でこの診断結果といい、
『老人性』白内障点眼薬を処方された時の屈辱といい、
文字通りハートブレイクな婆娑羅でした(゜∀。)
今なら日帰り白内障手術も普及しているからささっと手術して解決、
というわけにも行きませんでした(泣)
白内障が発覚した時、既に介護職員初任者研修の受講を申し込んでしまったため、
体を大きく利用する実技に備えて手術を延期せざるを得なくなりました。
さてよか晴れて資格を手に入れてから一ヶ月ほど就活し、アチコチ
渡り歩いてやっとこさ某社会福祉法人の内定を手に入れ、思いっきり
働けると胸を躍らせたのも束の間、万全を期すために手術を終えるまで
就労できないというのが現在・・。
仕方がない理由にとはいえ中々職場に漕ぎ着けないのは結構辛い、
元より卒業も少し遅れたのもありますからね(;_;)
しかし本当に長かった、オペさえ終われば仕事だ・・・(T▽T)
ただし術後一週間の休養と、洗顔洗髪禁止はシンドいだろうなぁ・・。
・・・・っと、ここからが本題( ̄▽ ̄;)
あんなこんなで元々5月辺りに辞めるはずだった
障がい者介助のアルバイトを今月中旬まで続けることになりました。
収入源の確保や生活の充実のため、これほど面倒を見てくれた
コーディネーターや職場には本当に、頭が下がります(ーー;)
散々頭を悩ませた白内障ですが、いよいよ手術は来週の金曜日。
これは同時に転職を意味し、4年間お世話になった
バイト先とのお別れの日がもう近くまでやって来ました。
新しい職場も同じく障がい者福祉で、今のバイト先がこの意思決定に
大きな影響を与えたのは言うまでもありませんでした。
今日までの4年間に何があって、僕はどう変わっていったのか。
入浴介助を通して初めて障がい者と呼ばれた人たちと身近で接し、
余暇支援や共同生活支援を通して介助者という枠を超えた、
友達とも家族とも呼びづらいけれど、限りなくそれに近い
意識を持ち始めました。
4年という月日の中で彼らのうち何人かが
亡くなって、もう会えない人もいる。
その度に僕は、介助者としての責任を感じました。
障害を持って生まれるか否かは誰も選べない、けれど障害の
度合いによっては一生介助が必要になる人もいますから、
僕たちの役割は小さいようでとても大きい。
初任者研修を経てから文字通り初心に返り、慢心からつい怠ってしまう
声掛けや目配りを徹底するようになりました。
ー相手がもし自分だったら、どうするか?
「自己覚知」に立ち返って。
4年間の集大成、というには大げさですが、
一番自分が変わったことといえば、叱ることが多くなりました。
知的障害を持つ人には判断力に問題がある人も少なからずいて、
不潔行為や痒みに苛立って自傷行為をすることも度々目にします。
癇癪を起こして物を投げたり物に当たったり、これもよくあります。
彼らの中には言葉を話せない人もいますが、その大半は僕たちからの
言葉(簡単なものなら)を理解してくれますので、少しでも自分で
気付いてもらえたらと望みをかけるようになりました。
この仕事を覚えた当初は何より嫌われないように、
仲良くするのに必死だった。
けれど4年間も続けていればその姿勢に疑問を持つようになり、
本当にその人の事が大切だったら反発を覚悟して
諌めるのも必要だとゆっくりと気付きました。
同時に、叱り合えるのはお互いにある程度の
信頼を持っているからだとも、気付きました。
石鹸を舐める人がいたら「毒だから舐めちゃかん!!」
付き添いの横でフラフラと走り出す人がいれば
「怪我したらお休みに外行けなくなるよ!!」と。
私物を投げるようなら一喝してから取り上げて、
ほとぼりが冷めたらそっと返す。
彼らが嫌いだから、ではない。
怪我をしたり病気になって傷つくのは本人だから、それを見て悲しむ人がいるから。
褒めることと同じくらい、厳しさも必要だと思う。
思えば僕も、色々と叱られて今日まで生きてきました。
言われなければ気付かなかったこと、気付いていても直らなかったこと、
本当に色々あっても、真心を持って叱ってくれる存在は
とても大切だと、今になって気付いた。
厳しさだって、きっと愛情のうち。
これからも時々叱って、沢山褒めてあげられるような人になりたい。
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