-約束の海へ-

 

いつまでも、なんどでも。

 

-約束の海へ-

  『半減期』

午前一時 東京千代田

機械仕掛けの太陽が 今日も燃え盛る
子守唄 永久の不眠へ僕らを誘う


「忘れじ」を誓う 余韻はいづこ
独り歩き 防人たちのレクイエム


箱詰めの深海に ノイズがよぎる
虚口を広げ 全てが溶け出すまで


君の名前を もう一度
忘らじの夜闇にも 星が在るように