-Fiat Lux-

　　『デイ・バイ・デイ』

ドンガラ頭を追い越して　気付けば僕は大人だった
クモの巣みたいに空回った　破れた日々を手繰り寄せば

眠れぬ夜の星の涙　悲しみの在り処を知らなかった
誰かが失くしたあの朝は　憂鬱に塞いだ僕の今

止まったまま　僕は何処へ行くのだろう
遡る地平に　忘れていたの

きっと君なんだ　僕を呼んだのは
近くにいて　とても遠くて

追いかける太陽を逃れるように
握り締める　ココロとアクセル

明日が今日に変わる前に
本当が嘘に変わらぬように

作品解説